コンクリート診断士の必要性
「コンクリートは永久永久に不滅です!」
と思っていた方って、けっこうたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そんな方でも、コンクリートの欠片(かけら)が高架橋から落下した事故などで、コンクリートも劣化するんだって知ったことでしょう。
コンクリートへの関心が高まってきたわけです。
日本における社会基盤としてのコンクリート構造物は、すでに90億立方メートル達しているそうです。
環境・材料・製造・施工などの要因によっては、20~30年を経ずして劣化による変状がいろいろあらわれ始めます。
適切な補修をしないと年を経るごとに進行し、本来の機能を損なっていくことになってしまいます。
コンクリート構造物の寿命を引き延ばすためには、ある時点において 構造物がどの程度劣化しているかを正確に調査し、その結果をもとに、構造物の維持・管理を適切に講じなければなりません。
現状では、診断・補修を専門とする技術者はひじょうに少なく、その一方、診断・補修を必要とする膨大なコンクリート構造物がどんどん増えています。
このような状況から、(社)日本コンクリート工学協会が、コンクリート診断士資格認定制度を2001年から発足。
技術者が、これらの分野で活躍できる環境作りの一翼を担っています。